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長距離高速夜行バスの賢い選び方
東京と大阪を夜行バスで移動される方も多いと思います。現在夜行バスには多くの種類があり日々多くのバスが運行されています。基本的に安い値段を選択すれば座席グレードは落ちますし、グレードの高い座席を選択すれば値段は高くなります。快適性を重視するか値段を重視するか悩みどころですが利用する用途や自分の体質に合わせて選ぶのがいいでしょう。ここで自分は昼行バスにはよく乗りバスに慣れていて大丈夫だと思う方もいるかもしれませんが、昼行バスと夜行バスは全くと言っていいほど勝手が違います。しかも東京と大阪はかなり距離が離れており、数十分のトイレ休憩を除くと何時間もバスに乗りっぱなしになることが予想されます。ここでバス選びを間違えてしまうと一晩中辛い移動となってしまうので注意したいところです。
夜行バスにはどのような種類があるのでしょうか。まずシンプルな四列シート。こちらは左右二列づつ座席が配置されており隣の人との距離は近くなります。次に三列シート。こちらは進行方向左側に一列右側に二列座席が配置されているタイプと三つの座席すべてが離れているタイプがあります。次に二列シート。こちらは左右一列ずつ座席が配置されているタイプになります。最後に個室タイプ。これは座席が壁で仕切られ個室になっているものです。夜行バスの中では最上級クラスとなります。また、各タイプの中でもカーテンで座席を仕切られていたり顔を隠すフェイスカバーを搭載しているバスもあります。毛布やスリッパなどのアメニティを無料で配布するバスもあります。長距離移動でアメニティ付きは嬉しいですよね。座席のタイプやアメニティの有無はバス会社のホームページなどから確認できるので利用する際に活用してみるといいでしょう。
夜行バスに乗るうえで値段が気になる方は大勢いると思います。基本的に四列シートが一番値段が安いですが快適性は劣ります。続いて三列シート、二列シート、個室の順に快適性と値段は比例して高くなります。夜行バスに乗るのが初めての方はグレードが少し高め座席を利用し自分が高速バスで快適に過ごせるのか確かめてからより安いバスに乗るといいと思います。また、バス会社によって値段は異なります。値段が高い会社の四列シートよりも安い会社の三列シートの方が値段が安いということもあります。ただし、安い会社だと街の中心のバスターミナルに乗り入れなかったりトイレが付いていなかったりすることがあるので事前に確認が必要です。無論お腹が弱い方はトイレ無しバスを避けるべきでしょう。複数のバス会社を見比べて自分の体質や利用用途に合ったバスを選ぶことが夜行バスの賢い使い方だと思います。